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 厳島神社 (広島県) 画像 → クリック → 拡大
 
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世界遺産 厳島神社/日光社寺
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厳島神社

厳島信仰事典
厳島神社

日本三景への誘い
  



■名称 …… 厳島神社
■所在地 …… 広島県
■登録年月 …… 1996年12月

厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産 日本 厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社。1400年の歴史をもつ。式内社(名神大)・安芸国一宮で、旧社格は官幣中社(現 別表神社)。日本全国に約500社ある厳島神社の総本社である。

宗像三女神(市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命)を祀る。市杵島姫命は神仏習合時代に弁才天と習合しており、当社は江ノ島・竹生島とともに日本三弁天の一つとされている。

厳島神社のある厳島(宮島)は俗に「安芸の宮島」と呼ばれ、日本三景の一つとなっている。平家納経で有名。厳島神社の平舞台は、四天王寺(大阪市天王寺区)の石舞台、住吉大社(大阪市住吉区)の石舞台と共に「日本三舞台」の一つ。ユネスコの世界遺産(文化遺産)となっている。


厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本  厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本


■厳島神社の鳥居 厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本
(英名) Itsukushima Shinto Shrine
(仏名) Sanctuaire shinto d'Itsukushima
登録区分 文化遺産
登録基準 文化遺産(i) (ii) (iv) (vi)
登録年 1996年


厳島神社のある宮島は、古代より島そのものが神として信仰の対象とされてきた。推古天皇元年(593年)、土地の有力豪族であった佐伯鞍職が社殿造営の神託を受け、勅許を得て御笠浜に社殿を創建したのに始まると伝わる。文献での初出は弘仁2年(811年)で、延喜式神名帳では「安芸国佐伯郡 伊都伎嶋神社」と記載され、名神大社に列している。

平安時代末期に平家一族の崇敬を受け、仁安3年(1168年)ごろに平清盛が現在の社殿を造営した。平家一門の隆盛とともに当社も盛えた。平家滅亡後も源氏をはじめとして時の権力者の崇敬を受けた。戦国時代に入り世の中が不安定になると社勢が徐々に衰退するが、毛利元就が弘治元年(1555年)の厳島の戦いで勝利を収め、厳島を含む一帯を支配下に置き、当社を崇敬するようになってから再び隆盛した。元就は大掛かりな社殿修復を行っている。豊臣秀吉も九州遠征の途上で当社に参り、大経堂を建立している。

明治4年(1871年)に国幣中社に列格し、明治44年(1911年)に官幣中社に昇格した。

■台風被害
非常に台風の影響を受けやすく、台風が来るたびに何かしらの被害が出ている。特に大型の台風が直撃した際には倒壊などの被害を受けたりしている。

台風19号 (1991年) - 重要文化財の「能舞台」が倒壊した。
台風18号 (1999年) - 国宝の「神社」及び「社殿」が大きな被害を受けた。
台風18号 (2004年) - 国宝附指定の「左楽房」が倒壊した。桧皮葺の屋根も被害を受けた。
最近は高潮被害も多い。


厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本  厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本


■交通
宮島航路と厳島神社最寄駅:JR山陽本線宮島口駅・広島電鉄宮島線広電宮島口駅
駅から徒歩5分で宮島口桟橋。JR西日本宮島航路、もしくは宮島松大汽船宮島航路にて宮島(宮島桟橋)まで約10分。
駐車場:無し(車を利用して来るには対岸のフェリー乗り場の駐車場に止めてからフェリーに乗ってくる必要がある。)
別ルートとしては、広島港からのルートがある。


厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本


■登録基準
この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

(i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの。
(ii) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、町並み計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。
(vi) 顕著な普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または、明白に関連するもの。

■他の厳島神社
当社から勧請を受けた「厳島神社」を名乗る神社が日本全国に存在する。

厳島神社(愛媛県今治市菊間町)
海員道の亀艦として厳島神社境内にある日支連絡船長崎丸の船長、菅源三郎の銅像で有名。昭和17年5月、長崎丸は、長崎港外で味方機雷にふれて沈没した。この事件の責任をとり事件後1週間、残務整理を行った上で、5月20日古武士のように自決した。

厳島神社(宮崎県東臼杵郡椎葉村)
壇ノ浦の戦い(西暦1185年)を落ち延びた平家一門を追討するどころか、この地に屋敷(通称:鶴富屋敷)を構えて、共に暮らすことを選んだ那須大八郎宗久が建立した。九州のほぼ中央にある山村に海神を祭る社があること、そして、それが源氏一門による建立であることは、大変に興味深い。

厳島神社(京都府京都市)
京都御苑(京都御所)内にも存在する。祭神は宮島の厳島神社の3神の他、平清盛の母の祇園女御も合祀されている。当初は神戸にあったが、後に(天明以前)京都御苑内の九条家邸跡に移設。九条邸の鎮守社であった。アクセスは地下鉄丸太町駅1番出口、徒歩5分。

厳嶋神社(東京都新宿区)


厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本


■祭事
歳旦祭(1月1日)
二日祭(1月2日)
元始祭(1月3日)
地久祭(1月5日)
桃花祭(4月15日)
桃花祭御神能(4月16日〜18日)
推古天皇祭遙拝式(5月18日)
市立祭(旧暦6月5日)
管絃祭(旧暦6月17日)
玉取祭(旧暦7月14日)<8月正午満潮時の日曜日>
献茶祭(10月4日)
菊花祭(10月15日)
天長祭(12月23日)
鎮火祭(12月31日)


厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本


境内外社
文化財

建造物
国宝(6棟)
「厳島神社 本社本殿、幣殿、拝殿」(1棟)(附 玉垣(不明門を含む)、左右内侍橋)
「厳島神社 本社祓殿」
「厳島神社 摂社客(まろうど)神社本殿、幣殿、拝殿」(1棟)(附 玉垣)
「厳島神社 摂社客神社祓殿」
「厳島神社 廻廊東廻廊」
「厳島神社 廻廊西廻廊」
(附 高舞台、平舞台、左右楽房、左右門客神社本殿、本社棟札4枚、廻廊棟札19枚)

重要文化財

「厳島神社 朝座屋」
「厳島神社 能舞台」(附:橋掛及び能楽屋)
「厳島神社 揚水橋」
「厳島神社 長橋」
「厳島神社 反橋」
「厳島神社 大鳥居(附 棟札)」
「厳島神社 摂社大国神社本殿」
「厳島神社 摂社天神社本殿(附 宮殿、渡廊、棟札)」
「厳島神社 摂社大元神社本殿(附 宮殿、銘札)」
「厳島神社 宝蔵(附 棟札)」
「厳島神社 五重塔」
「厳島神社 多宝塔」
「厳島神社 末社荒胡子神社本殿(附 棟札)」
「厳島神社 末社豊国神社本殿(千畳閣)(附 棟札)」

登録有形文化財
「厳島神社 宝物館」

厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本

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■美術工芸品 厳島神社(いつくしまじんじゃ) 世界文化遺産・日本
・国宝
「平家納経」
法華経(開結共)30巻、阿弥陀経1巻、般若心経1巻、平清盛願文1巻
金銀荘雲龍文銅製経箱
蔦蒔絵唐櫃 
「金銅密教法具」一具(5点)
「厳島神社古神宝類」一括
「紺糸威鎧(こんいとおどしよろい) 兜、大袖付」
「小桜韋黄返威鎧(こざくらがわきがえしおどしよろい) 兜、大袖付」
「浅黄綾威鎧 兜、大袖付」
「黒韋威胴丸(くろかわおどしどうまる) 兜、大袖付」
「太刀 銘友成作」
「梨子地桐文螺鈿腰刀(附 蒔絵箱)」
「彩絵桧扇」
「紺紙金字法華経7巻・観普賢経1巻(平清盛・頼盛合筆)」

・重要文化財
「絹本著色山姥図 長沢芦雪筆(絵馬)」
「釈迦及諸尊箱仏」
「舞楽面 貴徳、散手」2面
「舞楽面 二ノ舞(二)、採桑老、納曾利(なそり)、抜頭(ばとう)、還城楽(げんじょうらく)、陵王」7面
「木造狛犬」14躯
「木造飾馬」
「梅唐草蒔絵文台硯箱」1組
「紺紙金泥法華経入蓮花蒔絵経函」
「紙本墨書扇(伝高倉天皇御物)」
「七絃琴(伝平重衡所用)」
「鋳銅釣燈籠」
「木製彩色楽器 奚婁(けいろう)、ふりつづみ(「ふりつづみ」の漢字は上半分が「兆」、下半分が「鼓」)
「木製銅字扁額 後奈良天皇宸翰」2面
「太刀 中身久国ト銘アリ(附 糸巻太刀拵)」
「短刀 銘長谷部国信(附 銀鮫柄蝋色刻鞘合口拵)」
「太刀 銘光忠(附 革柄蝋色鞘脇指拵)」
「太刀 銘備州長船住■真(附 革包太刀拵)」
「太刀 表ニ備州長船住■長作 裏ニ嘉元二二年十月日ノ銘アリ(社伝則長作)」
「太刀 銘一(附 糸巻太刀拵)」
「太刀 銘一(附 黒漆太刀拵)」
「刀 無銘伝雲次(附 革柄蝋色鞘打刀拵)」
「太刀 銘備中国住(以下不明) 延文三年六月日」
「太刀 銘包次(附 黒漆半太刀拵)」
「太刀 銘清綱(附 野太刀拵)」
「太刀 銘文永二年三月清綱(附 帯包太刀拵)」
「大太刀 銘備後国住人行吉作」
「刀 銘談議所西蓮」
「錦包籐巻太刀・腰刀」
「革包太刀」
「鍍金長覆輪太刀」
「鍍金兵庫鎖太刀」5口
「木地塗螺鈿飾太刀」
「漆絵大小拵(こしらえ)(陣刀)(小柄前欠)」
「藍韋(あいかわ)肩赤威甲冑 大内義隆奉納」
「赤糸威胴丸具足 筋兜・小具足付」
「銀小札(ぎんこざね)白糸威胴丸具足 兜・大袖・小具足付(附 鎧櫃)」
「能装束 紅地鳳凰桜雪持笹文唐織」
「能装束 紅浅葱地菊笹大内菱文様段替唐織」
「舞楽装束(納曾利)」
「狂言装束(唐人用)」
「紺紙金字華厳経(附 黒漆塗経箱)」56巻
「紺紙金字大方等大集経(附 黒漆塗経箱)」50巻
「紺紙金泥金剛寿命陀羅尼経 平親宗筆」
「紙本墨書御判物帖」2帖


■名所・旧跡
世界遺産:文化遺産「厳島神社」
国指定特別史跡「厳島」
国指定特別名勝「厳島」






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